外科

概要

外科は、頸部(甲状腺、副甲状腺)、乳腺、肺、縦隔腫瘍、腹部(胃がん、大腸がん、膵臓がん、転移性肝がん、胆石、総胆管結石、虫垂炎、腸閉塞)、各種ヘルニアなどを診療し手術を行っています。
特に低侵襲手術に力を入れ、早期胃がんや大腸・直腸がんは腹腔鏡の手術を行っています。

詳細

■呼吸器外科

~身近なこの街で、安心の呼吸器トータルケアを~
「内科と外科が手を取り合い、診断から手術、術後経過観察まで、
切れ目のない呼吸器診療を提供します」


当院では、非常勤医師を含め2名の呼吸器外科専門医と5名の呼吸器内科医(うち呼吸器専門医2名)が緊密に連携しています。
毎週開催する内科・外科合同カンファレンスや日々の情報共有を通じて、患者さん一人ひとりに適した診療方針をチーム全体で検討します。内科での精密検査・診断から外科手術、術後の経過観察まで、診療科の垣根を越えて継続的に対応します。
また、当院で実施していない専門的な治療が必要な場合には、高次医療機関と連携し、患者さんが適切な治療を受けられるよう速やかに調整します。



≫対象疾患
[肺がん]

呼吸器内科で発見・診断された早期肺がんのうち、手術適応のある患者さんに対して、胸腔鏡を用いた低侵襲手術を行います。
呼吸器内科と呼吸器外科が、術前評価から手術、術後の経過観察まで一貫して担当し、安全で円滑な診療に努めます。
なお、術前・術後の薬物療法(化学療法など)や放射線療法、進行肺がんに対する集学的治療において当院での対応が困難な場合は、高次医療機関と緊密に連携し、適切な治療へ速やかにつなげます。

[良性肺腫瘍・非結核性抗酸菌症]

当院では、良性肺腫瘍に加えて、非結核性抗酸菌症の診療にも力を入れています。
空洞性病変を伴う症例や、薬物療法のみでは十分な治療効果が得られない症例などについて、呼吸器内科と呼吸器外科が病状を慎重に検討し、必要に応じて肺切除術を行います。

[気胸]

日常診療で比較的多くみられる気胸に対し、患者さん一人ひとりの状態や病型に応じた治療を行います。必要に応じて救急対応も行っています。
胸腔ドレナージなどの保存的治療から、再発性・難治性気胸の治療まで幅広く対応します。手術が必要な場合には、胸腔鏡を用い、1~2か所の小さな創で行う低侵襲手術を提供します。

[膿胸]

高齢者の肺炎などに続発する膿胸に対し、抗菌薬治療、胸腔ドレナージ、胸腔鏡下膿胸腔掻爬術などを、患者さんの状態に応じて適切に組み合わせて行います。
早期の外科的治療が望ましい症例については、呼吸器内科と呼吸器外科が連携して、迅速に手術適応を判断します。

[縦隔腫瘍]

縦隔腫瘍は、その種類や発生部位、進展範囲が多岐にわたります。
十分な検査・評価を行ったうえで、病状に応じて胸腔鏡手術または開胸手術を実施します。より専門的な診療が必要な場合には、高次医療機関とも連携して対応します。


近隣医療機関の皆様へ

□ 胸部X線検査で気になる所見がある場合や、CT検査で判断に迷う陰影を認めた場合など、診断が確定していない段階でもお気軽にご紹介ください。
□ 呼吸器内科と呼吸器外科のどちらに紹介すべきか迷う場合には、当院の「呼吸器診療チーム」宛てにご紹介ください。院内で検討し、適切な診療科が対応します。



■消化器外科


≫対象疾患
[消化管疾患]

胃‐十二指腸‐小腸‐大腸‐直腸‐肛門とひと続きの消化管の疾患を扱います。 代表疾患は、胃がん、腸閉塞、大腸・直腸がん、痔などです。特に低侵襲手術に力を入れ、早期胃がんや大腸・直腸がんの95%は腹腔鏡で手術を行っています。また、肛門温存に力を入れ、腹腔鏡によるISR(内肛門括約筋切除)手術も行っています。

[胆石症]

中年女性に多い疾患ですが性別、年齢にかかわらず発症します。突然の腹痛、発熱などで発症します。ほとんどが腹腔鏡で手術が可能です。また総胆管結石に対する腹腔鏡手術も行っています。

[鼠径部(ソケイブ)ヘルニア]

足の付け根の部分がふくれてくる病気です。主として中年以降の男性に多く、加齢による筋肉や靭帯がゆるんで内臓が鼠径部の皮下に脱出してきます。
立位で突出し、臥位で消失します。時に内臓(小腸)が絞められ、腹痛や嘔吐を起こし、緊急手術が必要になる場合があります。
鼠径ヘルニアは局所麻酔手術で行い、術直後から食事や歩行が可能です。
両側の鼠径ヘルニアでは全身麻酔による腹腔鏡手術も行っています。腹腔鏡手術では一泊入院が基本となります。

ヘルニアの手術の紹介はこちら

[虫垂炎]

食欲低下、腹痛などで発症します。軽傷例は抗生剤で治癒する場合もあります。炎症が強い場合は手術が必要になります。ほぼ全例全身麻酔による腹腔鏡で手術しています。



■乳腺・甲状腺外科

[乳腺]

昨今乳がんは増加してきており、女性8~10人に1人が羅患するといわれています。当院では、マンモグラフィ、超音波検査とMRIにて早期発見に努めています。乳房温存術を中心に患者さんの希望に沿った治療を心がけています。

[甲状腺]

甲状腺は喉ボトケの付近にある甲状腺ホルモンを分泌する内分泌臓器です。
ホルモンの異常をきたしたり、腫瘍ができます。
バセドウ病や橋本病などの内服治療、バセドウ病や甲状腺がんの手術を行っています。

化学療法

乳がん、大腸がん、胃がんや膵臓がんなどの化学療法を行っています。治療は外来の化学療法室で行っています。

診療実績

診療実績

鼠径ヘルニア/胆のう炎/乳がん/大腸がん/虫垂炎/胃がん など

手術実績

ヘルニア手術(腹腔鏡手術含む)/腹腔鏡胆のう摘出術/乳がん悪性腫瘍手術/大腸悪性腫瘍切除術(腹腔鏡手術含む)/虫垂炎手術(腹腔鏡手術含む)/胃悪性腫瘍手術

NCD 専門医制度と連携したデータベース事業について

患者さんに向けたより良い医療を提供する上では、医療の現状を研究し、把握することは重要です。NCDでは、体系的に登録された情報に基づいて、医療の質改善に向けた検討を継続的に行います。何卒趣旨をご理解の上、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。尚、本事業への参加は、患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は、データ登録を拒否して頂くことができます。

■NCDから患者さんへのお願い(PDF)

担当医師紹介

名誉院長/谷木 利勝

■認定資格
・日本消化器外科学会認定医
・日本外科学会外科認定医
・日本医師会認定産業医

院長/都築 英雄

■認定資格
・日本外科学会認定医
・日本外科学会認定外科専門医
・日本外科学会認定外科指導医
・日本乳癌学会認定乳腺認定医
・日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医
・日本医師会認定産業医

診療部長/吉田 光輝

■認定資格
・日本外科学会認定外科専門医
・日本外科学会認定外科指導医
・日本呼吸器外科学会認定呼吸器外科専門医
・日本胸部外科学会認定胸部外科認定医
・日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡専門医
・日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡指導医
・日本がん治療認定医機構がん治療認定医
・日本肺がんCT検診認定機構肺がんCT検診認定医

徳島大学寄附講座地域呼吸器・一般外科学分野/森下 敦司

■認定資格
・日本外科学会認定外科専門医
・日本呼吸器外科学会認定呼吸器外科専門医
・日本乳癌学会認定乳腺認定医
・日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医