スギ花粉症の舌下免疫療法について

平成26年10月8日にスギ花粉症の舌下免疫療法治療薬が発売となり、当院でも治療が行えるようになりました。 従来からあった注射による免疫療法と異なり、舌の下にスギ花粉の液を滴下する方法で行うため注射による痛みがなく、重症なアレルギー反応は起こりにくい治療法と言われています。 治療開始前に適応があるかどうかを決める問診、検査が必要です。 舌下免疫療法を希望される方は、一度耳鼻咽喉科を受診してみて下さい。

※スギ花粉飛散期(高知県では1月から5月頃まで)には花粉に対するリンパ球の反応性が活発化し、副作用の可能性が増えてしまうため 、シダトレンの治療開始は行わない方が良いとされています。