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診療科のご案内 循環器内科
カテーテル心臓手術が可能になりました
循環器科 生藤 博行

当院循環器科では、平成17年8月30日から、心血管造影検査、心臓電気生理学検査、カテーテル心臓手術など、カテーテルを用いた一連の検査、治療を開始しました。主な対象疾患は、虚血性心疾患と不整脈です。

生活習慣病の欧米化に伴って、高知県においても心筋梗塞、狭心症などの虚血性心疾患が急激に増加しています。これは、心臓を栄養する冠動脈という血管が動脈硬化によって高度狭窄をきたすと狭心症、つまってしまうと心臓の筋肉が死んでしまう心筋梗塞になるというものです。これは突然死の原因疾患の第一位で、非常に怖い病気です。当院では、世界で最も死亡率低減効果のある薬を選んでの薬物療法と並行して、虚血性心疾患が疑わしい患者さまにはできるだけ早い機会にカテーテル検査を行い、狭窄があれば、その場でカテーテル心臓手術を行ないます。太もも、又は手首の動脈に入口を作り、動脈の中をカテーテルという細い管を心臓の冠動脈まで進めます。ここからバルーンカテーテルによる風船治療やステントという金網の筒を留置することで冠動脈内の治療を行なうわけです。手術は局所麻酔のみで行ない、特に痛みや苦痛なく約1時間で終わります。狭心症の方でしたら1泊2日で手術が可能です。

また、動悸発作を繰り返す頻脈性不整脈には、電気生理学検査の後に心臓の中の余分な電気の通り道をカテーテルで焼き切る根治療法が可能です。カテーテルアブレーションといいます。アブレーション後には薬なしで不整脈は全く起こらなくなります。これも局所麻酔だけで特に痛みや苦痛なしに行なえ、所要時間は2〜3時間です。2泊3日の入院で行なっています。脈がゆっくりになってしまい、失神発作を繰り返したり、心不全になってしまう除脈性不整脈には、電気生理学検査を行ない、その患者さまの病態に最も適したペースメーカーを選択します。後日、そのペースメーカーを植え込むことによって、退院後は快適な日常生活が可能です。

弁膜症を始めとする心臓病の手術適応の決定にもカテーテル検査は必ず必要なものです。
このような、各種心臓病の最終診断治療を行なっております。胸痛、動悸、息苦しさなどの自覚症状がございましたら、是非当院にご相談下さい。世界最先端の知見をもとに、安心納得いただける検査治療をさせていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。



スタッフ紹介
診療部長
生藤 博行
医員
轟 貴史


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